２０１０年ベストヒット商品に「食べるラー油」が選出された。
桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」、エスビー食品の「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」は、どちらもバカ売れで品薄状態らしいが、辛い物が苦手な私は、トレンドと云えども未だに食してはいない。

２位には「アバター」のヒットで「3Ｄ映画」がランクインしたが、映画館離れを食い止めるためにも、もっとたくさんの3Ｄ作品を公開して欲しいものだ。

昨年のベストヒットは「プリウス＆インサイト」。
ハイブリッド・カーは今年も主役で、プリウスは断トツの年間販売台数３０万超え。
日産のＥＶ(電気自動車)「リーフ」が年末より発売になるが、来年の軍配がどちらに上がるか、自動車メーカーの今後が占われる。

｢リーフ｣の車両平均価格はプリウスより１４０万円も高いが、日産充電スタンドであれば月額1,500円の会員料のみで、燃料代も不要。
現状での賛否は分かれるところだが、いずれＥＶ中心の車社会へと移行するだろう。

ガソリン・スタンドはどうなるのだろう？
電力不足は起きないのか？
産業の仕組みまで変わりそうである。

トレンドは個々の流行としてブームを起こすのだが、長期的に見て時代の要請であり、大量生産の近代消費社会に於いて、時代遅れは致命傷にも成り得る。

独自性や自己満足の追求だけでは、生き辛い世の中である。
オリジナル・マシンの開発がＩＮＮＡＭＩの軸足だが、本音はヒット商品も狙いたい。

２０１１年ヒット商品ベスト30に「エコメールパック」がノミネートされる様、「食べるラー油」でも買ってヒントを探ってみるか!!
････････(Vol.25へ続く)

—-Life With Music–“日経トレンディー”の皆様”エコメールパック”取材OKっすよ!!
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