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「若者よ、私は君たちの味方だ!」(んッ?)

得意先より新入社員の教育の一環として、当社への工場見学が順次行われている。部下を従えた各担当者は、一昔前、共に苦労をした仲間達。頼りにされ、あてにされ、期待に副わないわけにはいかない。息子程の社会人1年生と接し、先輩たちに怒鳴られながら、ミスとロスの連続だった若き日の我を省みる。
夢や希望や不安で胸が弾けそうなくらいだろう。瞬きも惜しみ食い入る視線、緊張で伸びきった背筋、一語一句を噛みしめながら聞き入る様子、何とも初々しい姿である。私がそうであったように、多くのヒントとチャンスを掴んでほしい。海綿のような吸収力で、漏らさずノウハウを蓄積させてほしい。技術の伝承は、設備活用や実務運用が軸足になるのだが、僅かばかり先に手にした知恵と工夫は、もったいつけずに教えよう。それが親が子に、先生が生徒に、先輩が後輩に、唯一役に立つ存在理由なのだから。

毎年11月の3日間、東京都立足立西高校からの1年生3人に、インターンシップと称した社会体験実習を実施している。当然無報酬で仕事をしてもらうのだが、社会での仕事の意味、そのための勉強の必要性、企業の存在価値、個人と家庭と会社と社会の関わり合い、等々、使命感に燃え熱弁をふるっている。
しかしながら、世代間ギャップはかなりの温度差を生み、人前で話すことをたじろかない私も、この時期だけは偏頭痛を起こす。最近の報道で、父親と子供の1日のコミュニュケーションは、3.1時間しかないと騒いでいるが、私もご多分に漏れずである。先輩や親を敬うのは当たり前の気持ちだが、後輩や子供や孫も大事にしないと、豊かな未来と明るい老後(んッ?)はやって来ない。話し相手のいない、寂しい老人にならないために、私は誓う(んッ?)

「若者よ、私は君たちの味方だ!」

全面的に若者を応援する 株式会社印南製作所 代表取締役印南英一 (んッ?) ・・・https://www.innami-factory.co.jp/

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