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——–Life With Music——–Vol.21

孫と「ハリーポッターと死の秘宝PART1」を観て来た。
じきWOWOWでもやるだろうが、やはり映画館の大画面は圧巻である。
出来栄えはさて置き、隣に座った孫の眼差しは、スクリーンに夢中になっていた。

次回作(10本目)がラストらしいが、映画のシリーズ化としては成功事例である。
ギネス記録の「男はつらいよ」シリーズ(全48作)は別格として、海外では一作毎にスポンサーを集う方式が主流のため、息の長いシリーズ成立が困難である。

「007」シリーズは次回公開作で半世紀を迎える予定だったが、ハリウッドスタジオMGMの財政危機問題で、ライセンスが失効になり、製作が中止されてしまった。
加えてボンド役も既に6代目で、同一俳優のシリーズとは云えず、entertainmentの王道ではあるのだが、さすがにマンネリズムの傾向も強かった。
もしかして、もうボンドに会えないのかもしれない。

「ダイハード」シリーズ5作目の製作が発表された。
「24」のジャック・バウアーとのタッグらしいが、是非6作目に繋がる出来栄えと、興行収益を期待したいものだ。
1988年「ダイハード」公開。
とてつもなく面白かった。
“劣勢の刑事が頭脳で挑み、ボロボロに傷つきボヤキながら闘う”パターンは、意外にも新しいタイプのアクション映画だった。
ジョン・マクレーンのキャスティングには、当初リチャード・ギアが有力視されていたようだが、ブルース・ウィルスの抜擢なくして、シリーズ化には至らなかっただろう。
エンディングで流れる曲は、私も勘違いしたのだが、フランク・シナトラではなく、ボーン・モローという人の、”Let it snow! Let it snow! Let it snow!”。
ジャズセンスに富んだ質の高いテーマソングは、演出を際立たせ、次回作を期待させた。

シリーズ作品は、ハマると評判に関わらず、観ないではいられなくなる。
テーマソングが流れると、映像が目に浮かんでしまう。
俳優も役名で記憶に刻まれてしまう。
フィクションが「実在人物のドキュメンタリーか?」と錯覚してしまう。
シリーズ映画のマジックである。

さぁ、次のお楽しみは、どのスーパーヒーローか?
私はあえて騙され続けますよ!・・・・・・・・(Vol.22へ続く)

——–Life With Music——–「ボーン4」”ジェイソン・ボーン”シリーズ来年夏公開予定、「ヨッ、待ってました!!」
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