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———-Resume Blog———-Vol.4

実は無類の車好き

24歳で初めてマイカーを持った。
「日産サニー ターボ・ルプリ 3Dr」
大衆車サニー初のターボエンジン搭載車で、3ドアハッチバッククーペである。

折しも1983年、輸入車のみへの優遇措置だったドアミラー認可が解禁され、フェンダーミラーとのチョイスができるタイミングであった。
解禁されたばかりのドアミラー、羨望の的のターボエンジン、納車後3日間は車中泊した。
当然カーナビなど無く、オーディオはラジオだけ、カーステレオは別途注文し、購入販売店にて取り付けてもらうしかない時代だった。
拘りのサウンド、フォルム、エンジン音、愛おしくてたまらなかった。
私にとっての「ポルシェ」。磨き込んだ。指紋一つも気になった。
以来何台も乗り換えたが、クーペ一筋となった。

愛犬用の愛車?

今の愛車はすでに12年目。
本来ならば買い替え時期だが、お気に入りで中々手放せない。
「レクサスSC430」のオープン時のドライブは、爽快極まりない。
と言いながら、ほとんど乗っていないのが実態である。

我が家の愛犬は、前の愛車「トヨタ Z30型ソアラ V8 4.0L」から命名。
“最高の装備を備えた空を滑空するグライダー”を意味とする「ソアラ」である。
この「ソアラ」はトイプードルで、飼うには毛が抜けなくていいのだが、4週ごとにトリミングが必要で、何故か私が送迎の担当となってしまった。
だから4週ごとにSC430をオープンにして、助手席には「ソアラ」。
「バカ飼い主」そのものである。
今やトリミングサロンへの往復にしか、愛車を乗らなくなっているのだ。
もちろん孫と出かけたり、家族旅行にも行く。
しかしながら我が愛車は二人乗りなので使えない。
役に立たない車呼ばわりされ、「無駄」とまで言われる有様。
クーペ一筋を貫いた男の拘りは、今や車の買い替え話をしづらくしている。

(捕らわれた松坂慶子が叫び、時任三郎がターボ・ルプリで駆け付け助けるTVCM)
----------「ルプリー!」----------ナレーションは小林克也だった。



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