今時自慢できる話ではないが、私は大のヘビースモーカーである。
1日60本程度＊365日＊44年≒963,600本、喫煙してきた事になる。
よろしくはないが、高校2年から吸い続けている訳で、恥ずかしながらニコチン中毒と言われても仕方がない。
来年の4月1日をデッドラインとして、受動喫煙対策が全面実施されている。
すでに飲食店では続々と禁煙店舗が増えているが、東京都に限り従業員を雇う店舗は、面積に関係なく原則屋内禁煙となる。要は喫煙専用室でしか吸えないルール。
「ウィスキー片手に葉巻を燻らす」なんて男の至福のひと時は、もはや叶わぬ夢と化すのだ。
行きつけのバーやクラブやスナックも、例外ではない。
各店舗オーナーに直談判はしているものの、罰則までは与えられない。
愛煙家にとって、著しく肩身は狭いが、グローバリゼーションの潮流は止められない。

私は「セブンスター」一筋である。1969年、日本で初めてチャコールフィルターを採用したタバコとして発売されて、50周年である。
セブンスターの価格変遷と実購入額(1日60本＊365日／20本＝1,095箱)を算出してみる。
(1969年～6年　100円＊喫煙前0本 ≒ 0円)
1975年～ 5年　150円＊1,095箱＊ 5年≒ 821,250円
1980年～ 3年　180円＊1,095箱＊ 3年≒ 591,300円
1983年～ 3年　200円＊1,095箱＊ 3年≒ 657,000円
1986年～11年　220円＊1,095箱＊11年≒2,649,900円
1997年～ 1年　230円＊1,095箱＊ 1年≒ 251,850円
1998年～ 5年　250円＊1,095箱＊ 5年≒1,368,750円
2003年～ 3年　280円＊1,095箱＊ 3年≒ 919,800円
2006年～ 4年　300円＊1,095箱＊ 4年≒1,314,000円
2010年～ 4年　440円＊1,095箱＊ 4年≒1,927,200円
2014年～ 4年　460円＊1,095箱＊ 4年≒2,014,800円
2018年～ 1年　500円＊1,095箱＊ 1年≒ 547,500円
1975年～44年　　　　 48,180箱 ≒13,063,350円
改めて検証すると、発売当初価格100円が500円に跳ね上がり、タバコ代に1300万円も注ぎ込んだ事実に驚愕してしまう。
違法性は無く、たばこ税も消費税も徴収され、財務省に貢献しているのだから、アウトロー的差別扱いだけは勘弁して欲しいものだ。

----------ひとのときを、想う。 ＪＴ----------
----------あすのゆめを、包む。INNAMI----------