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———-Resume Blog———-Vol.6

神様クラプトン

「ERIC CLAPTON LIVE at BUDOKAN 2019」最終公演に行ってきた。
“ギターの神様”と言われたエリック・クラプトンも74歳の高齢者。
ヤードバーズ→クリーム→ブラインド・フェイス→ソロ→デレク&ザ・ドミノス→ソロと、18歳から第一線で、56年間も活躍し続けているのだから、まさに”ギターの神様”なのだ。
3年ぶりの来日コンサートに、当然CROWD3人で駆け付けた。
当日のセットリストは
①Pretending②Key To the Highway [Charles Segar]③Wanna Make Love To You④Hoochie Coochie Man [Muddy Waters]⑤I Shot The Sheriff [The Wailers]⑥Driftin' Blues [Johnny Moore's Three Blazers]⑦Nobody Knows You When You're Down And Out [Jimmy Cox]⑧Tears In Heaven⑨Layla⑩Running On Faith [Jerry Lynn Williams]⑪Badge⑫Wonderful Tonight⑬Crossroads⑭Little Question Of Spades⑮Cocain⑯High Time We Went [Joe Cocker]
怒涛の16曲にCROWD3人とも釘付け。MCも無く、曲間にたまにThank You!と語る程度。
一流ミュージシャンに言葉など不要なのである。

Layla「いとしのレイラ」

私達の世代はクラプトンと言えば、ジョージ・ハリスンの妻を寝取った男の強烈なイメージ。
1968年、ビートルズのホワイト・アルバムに収録されたWhile My Guitar Gently Weepsのギターソロを、作者のジョージがクラプトンにギターの「泣き」を依頼し、話題となった。
親友関係にあったジョージの妻パティー・ボイドと出会い、情熱的なラブレターを送ったクラプトンに心を動かされたパティー。1970年に録音されたのが、デレク&ザ・ドミノスのLayla「いとしのレイラ」である。親友ジョージの妻パティーに恋をしてしまい、その私的感情の苦悩が前面に押し出された名曲である。
秘密の逢瀬はジョージにバレて、やがてリンゴの妻と不倫にまで至った地獄絵図のジョージは、ついに1977年パティーと離婚。1979年にクラプトンとパティーは結婚。この時の結婚祝賀会には、リンゴ・スター、ポール・マッカートニーと共にジョージも出席している。
Laylaはバラードとして作曲されたが、デレク&ザ・ドミノスによりロックとして発表された。以降何度も再録され、クラプトンの代表曲となったが、1992年リリース「アンプラウド~アコースティック・クラプトン」でのスローテンポ・バージョンは、1993年グラミー賞最優秀ロック曲を受賞した。
“ギターの神様”を堪能した。オリジナル一筋のCROWDだが、メンバー3人の視線の先には、ストレートで繊細な愛情表現にも似たクラプトンのギター・テクニック。
言葉にはせず《マネするしかないと》3人共固く心に誓った。(パクるんかい?)

クラプトンに妻を寝取られないよう、気を付けなくては!
♪♪♪♪♪レイラー!♪♪♪♪♪(もう一丁)
♪♪♪♪♪令和―!♪♪♪♪♪(お後が宜しい様で)

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