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———-STUDIO CROWD———-Vol.7

スポーツ選手長者

米・フォーブス誌が「スポーツ選手長者番付2019」を発表した。
最も稼ぐスポーツ選手トップ100の中で、錦織圭が唯一日本人として35位にランクインした。
ATPランキングでは現在7位だが、2018年6月からの年間総収入では、フェデラー、ジョコビッチに次いでテニスプレーヤーでは3位の41億円を稼ぎ出した。
トップ100の内訳は、バスケ=35人、アメフト=19人、野球=15人、サッカー=12人、ゴルフ=5人、ボクシング=5人、テニス=5人、F1=2人、MMA=1人、クリケット=1人。
たぐい稀な才能と惜しみない努力、魅了されたスポンサーの後押しも重なり、41億円もの年収となったわけだが、企業で言えば年商である。

国内スポーツ平均年収ランキング

トップアスリートはいわば個人事業主。
経費や税金、保険料なども収入の中から支払わなければならない。
コーチ料やチームスタッフの人件費・ツアーの移動費・宿泊代・練習コートの使用料などの膨大な経費と、所得税・住民税・保険料などを差し引いた手取り額は、およそ15億円程度と予測される。
サラリーマンの平均生涯賃金は2億2000万円と言われているが、実際使える手取り額となると1億8000万円程度となってしまいます。
8人分以上の生涯手取り額を1年で稼ぎ出してしまうのだから、短命と言われるアスリートではあるが十二分すぎる資産を残せる、成功者であることは間違いない。
海外で活躍している超一流の選手を除いた国内スポーツの平均年収ランキングは、1位野球=4000万円、2位ゴルフ=3000万円、3位サッカー=2000万円、4位相撲=1700万円、5位競艇=1600万円、6位騎手=1300万円、7位競輪=1100万円、8位フィギアスケート=1000万円、9位バスケットボール=700万円、10位陸上&バレーボール=500万円、と推定される。

サラリーマンよ大志を抱け!

全身全霊を費やして得る対価は大きいが、積み上げたキャリア分、出遅れる再スタートの社会人収入を考慮すると、競技によっては生涯賃金が必ずしも多いとは言えない。
大企業での大学卒男性サラリーマンの生涯賃金は3億2000万円と言われ、65歳までの就業期間で年収を試算すると750万円平均の概算となる。
上記バスケットボールや陸上、バレーボール選手より多いことがわかる。
人生を賭けるスポーツマンに魅了され、憧れを抱くのだが、サラリーマンだって頂点を目指して極めれば、アスリート以上の成功者になる事だって夢じゃない。
Businessmen, be ambitious like athletes!!

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